2008年6月28日(土)、岡山の岡山商工会議所にて、「アクエリアンブロックトーナメント2008中国・四国ブロック決勝大会」が行われました。
ブロックトーナメント3番目の地となる中国・四国ブロックでは、前回のブロック決勝大会から約2週間空いての開催となるため、先のブロック決勝大会の上位デッキを意識してデッキを組んで、調整してきたプレイヤーが多い模様でした。
早速大会の様子をレポートしていきたいと思います。
まずは当日予選。決勝への権利を獲得する最後のチャンスということで、中国・四国ブロックに在住するプレイヤーが集まり、勝利目指して戦います。
デッキは非常に多様なデッキが見られました。
そして、当日予選を通過したのは3名のプレイヤー。
店舗大会で権利を獲得したプレイヤーとあわせ、総勢34名による決勝大会が開始致しました。
決勝大会は2週前の2つのブロックで優勝したタイプのデッキを意識したデッキが多い模様。
相手よりも更に展開力で上回ろうとするデッキ、序盤から攻めていくデッキ、「WIZ-DOM」の「スクロール」を利用して逆に相手のキャラクターを捨て札していくデッキなど、様々なデッキが登場しました。
4回戦目終了時で全勝者は2名。
「阿羅耶識」をメインに優秀なアタッカーで構成されたデッキを使用する「mei.A」さんと、「WIZ-DOM」をメインに多数のプロジェクトカードを操るデッキの「ハヴ」さんとの対決です。
先攻を取ったのは「mei.A」さん。
しかしながら、「mei.A」さんは苦しげな表情。どうやら初期で欲しかったカードを引けていない様子。
一方後攻の「ハヴ」さんは、相手のセットしたキャラクターから、どのような動きをするかを考えます。
まず最初に仕掛けたのは「ハヴ」さん。
手札より「スクロール」を0コストで使用し、相手の阿羅耶識のキャラクターめがけて「鳴弦の儀」を打ち込みます。
また、「スクロール」から「コンフュージョン」などにも繋げ、「mei.A」さんの場のパワーカードや阿羅耶識の支配キャラクターを増やさないようにしながら展開をしていきます。
「mei.A」さんは阿羅耶識のファクターを増やすことで、メインアタッカーのブレイクへ続きたいところですが、WIZ-DOMの数々の魔法がそれを阻みます。
苦しむ「mei.A」さんですが、先攻5ターン目に阿羅耶識のファクターが2つ揃っているところで「捧巫女“狩野 うらら”」をブレイク!
精神攻撃とインターセプトとシールドを兼ね備えた「阿羅耶識」のキャラクター。
リムーブ1のデメリットスキルがありますが、ガードコスト0でガード宣言をしてくる精神攻撃ブロッカーは、かなり強力です。
対戦は、互いのデッキ枚数が僅かになるところまで続きました。
「ハヴ」さんはデッキの残り枚数を確認しながら、まずは一気に味方の支配キャラクターでアタック!さらにうららが倒れた後に「デスルーン」を使用し、精神力の低い相手の支配キャラクターを全て捨て札します。
そして後攻9ターン目に「サイレントウィッチ“ジリアン・マキャフリー”」でアタック!
これをなんとか凌ぎたい「mei.A」さんですが、残念ながら耐え切ることが出来ずに、「ハヴ」さんが見事優勝いたしました。おめでとうございます!
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