◆アクエリアンサバイバルトーナメント16レポート

2010年12月5日(日)、東京は池袋にある「サンシャインシティ 文化会館4F 展示ホールB 」にて、「リセ&アクエリアンエイジ&モンスター・コレクションTCG カードゲーム感謝祭」が行われました。
3タイトル合同開催ということで、アクエリアンエイジも大会にサイン会に…と、様々なイベントが行われました。早速イベントの模様をお伝えしていきます。

大会風景

アクエリアンエイジのメインイベントは「アクエリアンサバイバルトーナメント16」。
2010年度4大トーナメントの1つであり、「アクエリアンエイジチャンピオンカーニバル2010」への最後の出場枠を掛けた戦いとなります。
大会には43チーム215名が参加。頂点を目指し挑みます。
参加チームの中にはスペシャルゲストとして、「アクエリTV」チームも登場!
榎本温子さん、伊東隼人さん、近藤佳奈子さん、廣田詩夢さん、めがね.comさんの5人で参戦です!
昨年度は悲願の1回戦目突破を果たし、今年は2回戦目突破を目指します。

今回はスタンダードスタイルとエクストリームスタイルの混合戦。
スタイルによって使用される勢力がかなりわかれました。
メンバーのうち2枠を占めるスタンダードスタイルでは、序盤からアドバンテージを取り強力なネームレベルブレイクで制圧する「ダークロア」、そのダークロアに精神攻撃やプロジェクトカード、ファストカードでアドバンテージを取りやすい「WIZ-DOM」、早い展開力で場を固めていく「E.G.O.」の3勢力のデッキが良くみられました。
一方残り3枠のエクストリームスタイルでは、「冥約の少女」で収録された新カードの影響か、「極星帝国」や「イレイザー」中心のデッキが多かったようです。

 

トーナメントは6回戦行われました。
この日のために密かに練習をしてきた「アクエリTV」チーム。同系統のデッキ同士での対戦となったところもあり、かなり苦戦を強いられました。
熱いバトルを繰り広げましたが1勝4敗で敗北。1回戦突破はなりませんでした。

大会風景


決勝戦に進んだのは「マジカル☆シュージーアカデミー」チーム対「しもりす学園軽音部」の対戦です。 開始の合図とともに5本の試合が一斉にスタート!
最後の大一番、真剣な表情でゲームを進めます。


最初に勝敗を決めたのは次鋒卓。「しもりす」さん対「Will o' the wisp」さんの対戦です。
「Will o' the wisp」さんのデッキはWIZ-DOMのデッキ。一方の「しもりす」さんはダークロアと極星帝国のカードを使用したコンボデッキです。
主軸であるダークロアの動きを、ダークロアに対して強いWIZ−DOMで封じ込めたい「Will o' the wisp」さん。しかし「茨の枷」で逆に動きを制されてしまい、思うようにカードを使うことができません。
「Will o' the wisp」さんが苦しい表情を浮かべる中、「しもりす」さんは「真珠の人魚姫“メディア”」のエフェクトと、ファストカード「アシッドクラウド」のコンボを発動!
次々とキャラクターが捨て札される中、「しもりす」さんはこのチャンスを見逃さずに攻め込み、勝利をゲットします。


続いて、副将戦の「はるか」さん対「緋村・羽音々・涼一」さんの対戦。
なかなかと展開できない「緋村・羽音々・涼一」さんに対し、順調に展開していく「はるか」さん。
「仙人“葛洪”」「四神青龍の巫女“竜ヶ崎 藍”」を登場させている中、「軍巫女祝詞」「折り紙」といった攻撃を仕掛けるのに有効なファストカードが手札に。「はるか」さんは攻撃態勢に入ります。一方の「緋村・羽音々・涼一」さんもようやく中型ブレイクの「降下猟兵メイド“ソラ・エニシダ”」「斎木インダストリー代表取締役社長“斎木 麗名”」を場に出すことができますが、「はるか」さんの場にいるキャラクターの強さに届きません。更に打開する手段の「デジタルフュージョン」も、カウンターを得意とする「阿羅耶識」の前では簡単に通りません。


そのまま「はるか」さんが白星をあげ、チーム戦優勝へリーチを掛けます。
3番目に勝敗が決したのは先鋒戦。「カラ」さんと「F.T」さんの戦いは、極星帝国での同勢力対決となりました。どちらもデッキに「冥約の少女」に収録された「九柱神“ネフティス”」「伏龍“諸葛孔明”」「次元の檻」といった強力なカードを用いており、どちらが先にそれらを場に出し、アドバンテージを取るかという勝負となりました。
一進一退の攻防。「カラ」さんの場には「魔神転生“天草四郎時貞”」が、「F.T」さんの場には「九柱神“ネフティス”」が登場します。
しかし、「F.T」さんが放った「次元の檻」で思うような動きをできない「カラ」さんはじわじわと攻め込まれて万事休す。「カラ」さんがもうこれ以上はダメージを受けられないという状況で、「F.T」さんはプロジェクトカード「カースリチュアル」を使用宣言。直接「カラ」さんに向かってダメージを飛ばし、結果10点に。「F.T」さんが勝利します。


チームメイトの勝利の気配を感じたのか、大将戦の「くうふく」さんも動きます。「しげ」さんの場に「修行者の魂」で収録された四神の巫女のうち、玄武の“阿武 巳弥”、白虎の“風祭 小雪”、青竜の“竜ヶ崎 藍”・・・と出していきますが、「くうふく」さんは「九柱神“ネフティス”」で猛攻撃。この勢いを止めることができません。
「しげ」さんの支配キャラクターが次々と捨て札されていき、ダメージも10点に。大将戦は「くうふく」さんの勝利となりました。


そして残された中堅戦。中盤まで混戦を極めていましたが、「いぬも」さんの場に「シャイニーアドベンチャーズ“アルス”と“クランジェリカ”」が登場すると、流れが「いぬも」さんに傾きます。「げそP」さんの場には「魔神転生“天草四郎時貞”」がいますが、対する「いぬも」さんの場には「伏龍“諸葛孔明”」がセットされている状態。
また、「シャイニーアドベンチャーズ“アルス”と“クランジェリカ”」は自身でペネトレイトとバインド2のスキル、更にエフェクトで攻撃力の上昇やイニシアチブなどのスキルの付与が可能。「シャイニーアドベンチャーズ“アルス”と“クランジェリカ”」の貫通攻撃を止めることができません。
「げそP」さんが苦しい展開となる中、デッキとダメージが残りわずかとなったところで「いぬも」さんは「カースリチュアル」を使用宣言。「シャイニーアドベンチャーズ“アルス”と“クランジェリカ”」が捨て札され、6点のダメージが「げそP」さんを急襲します。「げそP」さんはこれに耐えることができず、試合終了。
「しもりす学園軽音部」チームが5-0で優勝を決めました。

 

サイドイベントにも大勢の方が参加。
2回行われた「初心者向け体験会」は、どちらの回もほぼ満席。
アクエリ経験のない方が大多数を占め、興味深そうにアクエリを触っていました。
随時参戦が可能な「アクエリランブル」も、約300人近い方にご参加いただきました。
「冥約の少女」発売以降、東京での大型大会の開催は初めてということもあり、みなさん現環境での対戦を楽しんでいたようです。
「アクエリTV」チームの皆さんも「アクエリランブル」に参加。
いろいろな方との対戦を楽しんでいました。

また、会場内で行われたイラストレーターサイン会は「かわく」先生、「きみづか葵」先生 、「狗神煌」先生をゲストに迎えて開催。イラストレーターの方から直接サインカードをいただくのはめったにないチャンス。みなさん、この日のために用意したお気に入りのカードにサインをいただいていました。

イベントの最後には合同閉会式。
まずリセ、モンコレ、そしてアクエリの新しい展開について発表があり、アクエリアンエイジからは2011年2月発売のエキスパンション「女帝の聖楔」の発売日とメインビジュアル、先日エキストラシリーズへの参戦が発表された「魔法少女リリカルなのはvivid」のセット・アップデッキとエクスパンションの発売日、そして今秋開催した「アクエリアンエイジイラストコンテスト」の「最優秀入選賞」作品と「審査員特別賞」作品が発表されました。
各タイトルの新たな情報に会場からは驚きと喜びの声が漏れます。


続いてサイン会に参加されたイラストレーターの方とアクエリTVに出演されている皆さんの直筆サイン色紙をプレゼントする「じゃんけん大会」を実施。じゃんけんの結果に皆さんが一喜一憂します。
そして最後に株式会社ユーモット/SILVER BLITZの宮田昌平代表取締役と株式会社ブロッコリーの森田知治社長がそれぞれ挨拶を行い、次回のカードゲーム感謝祭の開催が発表されイベントは終了いたしました。
ご来場いただきました皆様、誠に有難うございました。

 

大会風景
優勝チーム:しもりす学園軽音部

大会風景
準優勝チーム:マジカル☆シュージーアカデミー

大会風景
3位入賞チーム:「うん、そうだね、てふーだね」

大会風景
4位入賞チーム:PK小狼


◆入賞チームデッキレシピ
優勝チーム:しもりす学園軽音部
先鋒
F.T
次鋒 しもりす
中堅 いぬも
副将 はるか
大将 くうふく
準優勝チーム:マジカル☆シュージーアカデミー
先鋒
カラ
次鋒 will 'o the wisp
中堅 げそP
副将 緋村・羽音々・涼一
大将 しげ
3位入賞チーム:「うん、そうだね、てふーだね」
先鋒
てふG
次鋒 エフマス
中堅 ゆん葵
副将 mei.A
大将 星月ののの



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