◆カードゲーム感謝祭2011春レポート

2011年5月29日(日)、東京の池袋にある「池袋サンシャインシティ ワールドインポートマート4F 展示ホールA2・3」にて、「リセ&アクエリアンエイジカードゲーム感謝祭2011春」が行われました。
美少女TCG2タイトル合同イベントということで、大会やサイン会、ステージ…と、様々なイベントが行われました。早速イベントの模様をお伝えしていきます。

大会風景

アクエリアンエイジのメインイベントは「中井まれかつカップ」。
今回はエクストリームスタイルの3人1組のチーム戦で開催されました。
個人戦ではなく団体戦の今大会。大会形式がトーナメント形式ということもありチームとして負けてしまうとそのまま大会から敗退となってしまう厳しい形式。
自分が対戦を終えても、メンバーの対戦結果を固唾を飲んで見守っているという方が非常に多くみられました。

優勝チームにはチームメンバー全員に話題のゲーム機「ニンテンドー3DS」がプレゼントされるということもあり、参加者の皆さんの意欲は満々です。
今回のイベントが「アクエリ祭り2011」に挟まれる形での開催ということもあり、皆さん各地で行われた「アクエリ祭り2011」の結果を見て、使用するデッキをチョイスしてきた模様。
阿羅耶識と極星帝国のデッキがわずかに多いものの、使用されている勢力は極端に差があることもなく、各地で上位入賞を果たしたデッキを自分なりにアレンジしたものや、それらのデッキに対応できる内容に構築したデッキを使っていたようです。

決勝戦に進んだのは「円環の理に導かれて……」チーム対「魔法新世紀えじぇか☆ギチョカX「第6話 こんなの絶対エラッタだよぉ」の対戦です。

開始の合図とともに向かい合わせに座った6名が「宜しくお願いします」と挨拶し、一斉に試合がスタート!
あと1回戦勝利すれば豪華賞品に手が届くということもあり、皆さんの表情には真剣さが伺えます。

最初に動きがあったのは大将卓の「紅い彗星」さんと「えじぇ。」さんの対戦。
序盤から勢力エリアにキャラクターを残し、勢力フェイズでのアタック宣言でキャラクターの展開を図った「紅い彗星」さん。
しかし2ターン目の勢力フェイズでのキャラクター展開で、メインファクターとなる極星帝国の一番上に置かれたのは、「リバーリザード」
本当ならばパワーカードをセットできるキャラクターを支配したいところですが、これを支配しターンを終了します。
ですが、つづく「えじぇ。」さんのターン。
「えじぇ。」さんはなんと手札にあるE.G.O.のブレイクカード「声優アイドル」「紅い彗星」さんの「リバーリザード」をブレイク!
「紅い彗星」さんの支配エリアの極星帝国のファクターは1に戻り、1テンポ遅れてしまいます。
この隙に「えじぇ。」さんは続くターンで「お風呂系女子中学生“明音 鈴”」が持つサーチを使い、「体育会系女子中学生“明音 鈴”」を手札に加えます。
さらに「新世紀新人発掘オーディション」を使用宣言し、デッキから「お風呂系女子中学生“明音 鈴”」をセット。
そこに「体育会系女子中学生“明音 鈴”」をブレイク宣言し、アビリティの効果で「体育会系女子中学生“明音 鈴”」にパワーカードがセットされます。
「えじぇ。」さんはすぐにアタック宣言。
オフェンシブのスキルで手札に「生徒会迅速執行部」も戻り、万全の態勢での攻撃に。
「紅い彗星」さんはこれを自身で受けますが2回の攻撃でダメージ置き場は一気に8点まで達してしまいます。
この様子をみた「えじぇ。」さんは「体育会系女子中学生“明音 鈴”」の捨て身での攻撃!
「紅い彗星」さんはこれを「マミーメイド」でガードし、「体育会系女子中学生“明音 鈴”」とのバトルを相打ちに持ち込みます。
しかし、「体育会系女子中学生“明音 鈴”」のペネトレイトのスキルによる7点の貫通攻撃。
このダメージ判定でダメージ置き場が10点となってしまい、大将卓の対戦は「えじぇ。」さんに軍配が上がります。

まずは1本獲得した「魔法新世紀えじぇか☆ギチョカX「第6話 こんなの絶対エラッタだよぉ」チーム。
続いて動きのあったのは副将の「ののの」さん対「G2-X」さんの対戦。
「ののの」さんは「九柱神“ネフティス”」「魔神転生“天草四郎時貞”」を、「G2−X」さんは「女王竜“ィアーリス”」から「女帝竜“ィアーリス”」へブレイク。
どちらも主力がにらみあいます。
しかし、「ののの」さんは自ターンに「アブソリュート・ヴァニッシュ」「女帝竜“ィアーリス”」に使用宣言。
既にダメージ置き場は4枚以上のため、「女帝竜“ィアーリス”」はそのまま捨て札に。
こう着状態が崩れ、「G2-X」さんは苦しい状況に。なんとか「青竜女王“アズーリ”」をブレイクしますが、対する「ののの」さんも「アンデッドメイド“アルテルフ”」をブレイク。
強力なアビリティを持つネームレベルのブレイクの登場でピンチに。
攻撃力の高いイレイザーデッキでしたが、アンデッドアイコンととファストカード「コープスダンス」の不死コンボによる猛攻は止められず。
「ののの」さんが勝ち星をあげ、チーム成績は1勝1敗。残る先鋒戦に勝負はゆだねられます。

そして先鋒戦。「げそぴのからだ」さんと「議長」さんの試合です。
チームメンバー全員が「極星帝国」のアンデッドメインのデッキである。「円環の理に導かれて……」チーム。
「げそぴのからだ」さんは「九柱神“ネフティス”」「伏龍“諸葛孔明”」「アンデッドメイド“アルテルフ”」をブレイク。
一方の「議長」さんも「黒の大魔導師“ステラ・ブラヴァツキ”」「テンパランス“エイミー・ヒュークストゥヴ”」を場に出します。
「げそぴのからだ」さんはメインフェイズに「次元の檻」を使用宣言。「議長」さんの支配エリアにいる「黒の大魔導師“ステラ・ブラヴァツキ”」をはじめとしたキャラクターの動きを封じにかかります。
これに対して「議長」さんは「黒の大魔導師“ステラ・ブラヴァツキ”」のエフェクトで「テンパランス“エイミー・ヒュークストゥヴ”」の精神攻撃力を上昇させ、相手の様子を伺います。
ですが、「げそぴのからだ」さんはプロジェクトカード「アブソリュート・ヴァニッシュ」を使用宣言し、「テンパランス“エイミー・ヒュークストゥヴ”」を捨て札に。
流れが「げそぴのからだ」さんに流れてきたところで、「アンデッドメイド“アルテルフ”」で攻撃開始。
猛攻撃で「議長」さんのダメージ置き場に次々とカードが置かれていきます。
間一髪ダメージが10点まで届かなかった「議長」さん、自ターンのメインフェイズでダメージ置き場に置かれている「魔法のローブ」を4枚全て使用。
デッキの残り枚数と引き換えにダメージ置き場のカードを減らします。
けれども戦局を変えるような大きな行動に移ることができない状況。これをみた「げそぴのからだ」さんは支配キャラクターで次々にアタック宣言。
デッキも残りわずかで自身で受けることがあまりできない「議長」さん。ですが相手のアンデッドアイコンのキャラクターを捨て札すると「アンデッドメイド“アルテルフ”」のアビリティによるダメージが「議長」さんのデッキに襲い掛かります。
一斉アタックを受け止めることができず、デッキの残り枚数が0に。返しのターンのドローフェイズでカードを引けず「議長」さんがデッキアウト。
「げそぴのからだ」さんが先鋒戦を制し、「円環の理に導かれて……」チームが優勝となりました!おめでとうございます!

優勝チーム
優勝チーム:「円環の理に導かれて……」

順優勝チーム
準優勝チーム:「魔法新世紀えじぇか☆ギチョカX「第6話 こんなの絶対エラッタだよぉ」

3位チーム
3位チーム:これはしもりすですか?

「カードゲーム感謝祭2011春」では「中井まれかつカップ」以外にも複数のイベントが行われました。
「初心者向け体験会」は、合計2回実施。エキストラシリーズの「魔法少女リリカルなのはViVid」参戦でアクエリアンエイジに興味を持った方も多く、みなさん楽しそうに初めてのアクエリを体験していました。
時間内であればいつでも参戦が可能な「アクエリランブル」と「魔法少女リリカルなのはViVidランブル」には、なんと両イベントあわせて500名以上の方が参戦!
「アクエリランブル」では対戦相手との承諾が得られれば他のスタイルでの対戦も可能ということで、意気投合してバトルを楽しむ姿が見られました。
また、「魔法少女リリカルなのはViVidランブル」には、経験者の方からこの春よりアクエリをスタートした方まで大勢の方が参加。ヴィヴィオやアインハルト、なのは、フェイト…と、好きなキャラクターをメインに据えてデッキを組んで、楽しそうに対戦されていました。

特設ステージでは3つのイベントが開催されました。

1つ目イベントがリセサイン会です。
人気イラストレーターの「魚」先生をお招きしてのサイン会。
今回、サイン会への参加は抽選方式ということで、当選発表の時間には抽選券を持った数多くのお客様が発表に注目していました。
そしてサイン会が開始です。
思い思いのカードを用意して参加されたお客様はスペースから溢れ出るほどの大盛況。
お集まり頂いたお客様一人一人丁寧に「魚」先生はサインをされていきます。
そして大盛況のうちにサイン会は終了となりますが、ご降壇の際には盛大な拍手が送られました。

続いて2つ目のイベントがアクエリアンエイジサイン会です。
人気イラストレーターの「藤真拓哉」先生をお招きしてのサイン会。
初めてのサイン会ということで2日も前から緊張していたという「藤真拓哉」先生。
そしていよいよサイン会がスタートします。
サイン会の列はこちらもスペースから溢れ出るほどの大盛況。
丁寧に一人一人のファンの方と談笑しながらペンを走らせる「藤真拓哉」先生。
そして盛大な拍手と共に「藤真拓哉」先生のサイン会も無事終了となりました。

最後に「藤真拓哉」先生から一言。

『(サイン会)やってよかったです』

ありがとうございました!

また余談ですが、この後に開催されたスマイル☆シューターイベントも先生はしっかり見学され、
控え室では先生とキャストの方々が一堂に会するという豪華なワンシーンも。
大いに盛り上がりましたが、特に先生に会った時の廣田詩夢さんのハイテンションは特筆ものでした。

最後の3つ目のイベントとなるのはスマイル☆シュータートークショー&ポストカード手渡し会です。
ヴァーチャルアイドルユニット「スマイル☆シューター」のキャストである「廣田詩夢」さん、「真堂圭」さん、「原田ひとみ」さんをお招きしてのトークショーです。
このトークショーパートでは整理券がなくても立ち見OKということで数多くのお客様にお集まりいただきました。
また株式会社山佐よりプロデューサーである「スマッシュ」氏にもご登壇頂き、これまでのアイテムや展開について、様々なお話をして頂きました。
爆笑が続いた楽しいトークショーもあっという間に時間が過ぎ、トークショーパートが終了。
そしてポストカード手渡し会が開始となります。
ポストカード手渡し会ではゲストのお三方からそれぞれ1枚ずつポストカードが手渡されるということで、皆さんの嬉しそうな表情が印象的でした。
最後のお客様への手渡しが終わり、盛大な拍手の中でゲストの方のご降壇をお見送りして全ステージイベントが終了となりました。

ステージイベントに参加された皆様、誠にありがとうございました。

イベントの最後には合同閉会式。
まず最初に株式会社ユーモット/SILVER BLITZの宮田昌平代表取締役からの挨拶があり、その後リセ、とアクエリの今後の展開ついて発表が行われました。
続いてお楽しみ抽選会が行われ、今回サイン会にゲストとして登場された「魚」先生と「藤真拓哉」先生、そして「約束の世界」で「藤真拓哉」先生と共にWメインビジュアルを描かれている「美樹本晴彦」先生の直筆サイン入りグッズが当選者にプレゼントされました。
そして最後に株式会社ブロッコリーの森田知治社長が挨拶を行いイベントは終了いたしました。
ご来場いただきました皆様、誠に有難うございました。


◆入賞者デッキレシピ
優勝チーム
チーム名:「円環の理に導かれて……」
げそぴのからだ
ののの
紅い彗星
準優勝チーム
チーム名:「魔法新世紀えじぇか☆ギチョカX「第6話 こんなの絶対エラッタだよぉ」
議長
G2-X
えじぇ
3位チーム
チーム名:「これはしもりすですか?」

くうふく
ブラス
しもりす

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