2007年7月7日(土)、梅雨の中休みとなった博多にある「福岡電気ビル5号会議室」で、
「アクエリアンブロックトーナメント2007九州・沖縄ブロック決勝大会」が開催されました。
当日予選・決勝大会を通して、九州地方の各地からプレイヤーが集合。
それでは早速、大会の様子をレポートしちゃいます!
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当日予選 |
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先日の関東ブロック決勝大会の結果から、どのようなデッキが出てくるかが注目されたこの大会。
やはりデッキの中心になったのはダークロアのデッキ。
特に「未依奈・ハーカー」や「夜羽子・アシュレイ」などのヴァンパイアデッキが目立ちました。
当日予選ではスイスドロー二回戦の結果、成績優秀者が決勝大会への権利を獲得します。
チャンピオンカーニバルへの権利のかかる大会のため、皆さん決勝大会への権利をゲットしようと真剣そのものです。
そして、お昼過ぎより当日予選での通過者含めた決勝大会権利獲得者で、いよいよ決勝大会が開始します。
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決勝大会 |
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前述の通りダークロアがメイン、もしくはサブで入っているデッキが目立ちましたが、他の勢力のデッキも健在。
プロジェクトやファストで上手く攻めるE.G.O.単色デッキや、「太陽の恵み」に収録されている強力カードを積んだ極星帝国単色デッキ、強大な攻撃力で攻め込むイレイザーデッキなど、わりと混戦の様子。
気になる決勝戦は、阿羅耶識をメインにダークロアをタッチとしたデッキの「ヒデ(スナフキン)」さんと極星帝国のドラゴンを中心に構成し、「ドラゴンナイト“ソフィー・ラスタバン”」でドラゴンを強化するデッキを操る「0's」さんの対決です。
まず動いたのは先攻3ターン目。
「ヒデ(スナフキン)」さんは「国津妹神“此花咲耶姫”」をブレイクし、阿羅耶識のブレイクカードをセットする準備を進めます。
そして続く先攻4ターン目、まず「巫女“熱田 静”」をブレイク。
支払ったコストから、「陰陽家“土御門 紗綾”」とダークロアのパーマネント「ストーム・ブリンガー」を回収します。
続いて「ヒデ(スナフキン)」さんは「陰陽家“土御門 紗綾”」をブレイクします。
さらに先ほど回収した「ストーム・ブリンガー」を「国津妹神“此花咲耶姫”」にセット。
阿羅耶識のプロジェクトカード「五雷法」を「ダークロア」を指定し、アタック!加速を計ります。
「0's」さんは「ストーム・ブリンガー」のついた「国津妹神“此花咲耶姫”」を残すのはまずいと判断。支配キャラの「ラプトルカート」でガードし、レスポンスで「アライド」を使用し攻撃力を上昇させ、「国津妹神“此花咲耶姫”」を撃破。さらに「ラプトルカート」をバインドの効果で生き残らせます。
返しのターン、「0's」さんは「ドラゴンナイト“ソフィー・ラスタバン”」をブレイクし、流れを変えようとします。
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決勝卓 |
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しかし先攻5ターン目、「ヒデ(スナフキン)」さんが「大天狗“鞍馬山僧正坊”」をブレイク。
そして勢力エリアにいた「許嫁“有栖川 朱鷺子”」にアタックを仕掛けダメージ置き場に送った後、「大天狗“鞍馬山僧正坊”」に「ストーム・ブリンガー」をセット。
ここで一気にアタックを仕掛けます。
なんとか「0's」さんはこれを迎撃しようと
「ラプトルカート」でガード宣言し、「次元斬」を使用しますが、「ヒデ(スナフキン)」さんは「大天狗“鞍馬山僧正坊”」の能力でアタック宣言を取り消しし、相手を翻弄します。
「ヒデ(スナフキン)」さんは引き続きアタック。迎撃が難しい「0's」さんは、何とかこの猛攻に耐えようとしますがダメージが溜まっていきます。
後攻5ターン目、「0's」さんのダメージは8点。
ここでガード体勢に転じますが、「ヒデ(スナフキン)」さんの猛攻は止まりません。
後攻6ターン目に「光の剣」をセットするものの万事休す。
そして先攻7ターン目、続く猛攻を耐えきれずにダメージが10点溜まりゲームセット!
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表彰式 |
見事「ヒデ(スナフキン)」さんが優勝となり、チャンピオンカーニバルへの出場権を手に入れました!
準優勝には決勝で激戦を繰り広げた「0's」さんが、そして3位には「ぷちを」さんが入賞しました。おめでとうございます! |
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