2009年6月21日(日)、浅草は都立産業貿易センター台東館にて、「BCC in 浅草」が行われました。
アクエリアンエイジは、3大トーナメントの1つである「アクエリアンブロックトーナメント2009関東ブロック決勝大会」を開催。
あいにくの天気でしたが、優勝すればアクエリ日本一を決める大会「アクエリアンエイジチャンピオンカーニバル2009」への出場権を獲得できるということもあり、大勢のマインドブレイカーが会場へ集合しました。
早速、大会の様子をお伝えしていきたいと思います。
まず開場と同時に行われたのは「アクエリアンブロックトーナメント2009関東ブロック当日予選大会」。
関東ブロック決勝大会へ出場するための最後の切符が手に入るこの予選大会。
デッキの傾向としては極星帝国を中心としたデッキが多い模様。二番目に多かったのはイレイザー中心のデッキでした。
スイスドロー3回戦を経て、合計7名のプレイヤーが決勝大会への権利を獲得いたしました。

当日予選大会が終了するころ、いよいよ決勝大会の受付が開始。
関東のプレイヤーを中心に、優勝の座を目指して多くのマインドブレイカーが戦いを挑みます。
決勝大会は予選大会とは異なり、各勢力のデッキが出揃いました。
最多となったのは極星帝国中心のデッキで、他の勢力よりわずかに多い様子です。
次いで多かったのがダークロア中心のデッキ。続いて阿羅耶識デッキ、WIZ-DOMデッキ、イレイザーデッキ、E.G.O.デッキと並びます。
大会はスイスドロー6回戦で行われました。
最終戦で全勝者として席についたのは「村山真寛」さんと「ののの(ノノノ」さん。
どちらも複数のカードを組み合わせたコンボデッキでの対戦です。
先攻を取ったのは「村山真寛」さん、WIZ-DOMとダークロアのキャラを中心に支配していきます。
一方後攻の「ののの(ノノノ」さんは、ドロー+1のスキルを持つキャラクター・エフェクトでコストを手札に戻すキャラクター・精神力0でインターセプトとチャージのスキルを持ったキャラクターの3種類を中心に支配します。
最初の動きがあったのは、先攻4ターン目。
勢力フェイズ中に「ののの(ノノノ」さんがレスポンスで「交換留学生」のエフェクトを使用宣言。支払ったコストからファストカード「オルタレイション・マジック」が見えます。
これを回収されたくない「村山真寛」さんは、「ののの(ノノノ」さんに対して「日照り」を使用宣言。ここで「ののの(ノノノ」さんはファストカード「スペルブック」を使用宣言します。更に「村山真寛」さんが「ののの(ノノノ」さんの支配エリアにいる「レプラコーン」を対象に「月光浴」を使用して、「ののの(ノノノ」さんの手札上限を下げようとします。
手札を確認し一度はレスポンスを行わなかったものの、二度目の「月光浴」使用宣言にはレスポンスで対応。ファストカード「生贄の儀式」を「レプラコーン」に使用宣言し、自分でドローすることを選択します。
両者のレスポンスがなくなったため、一気に解決に。
まずは「生贄の儀式」で「ののの(ノノノ」さんがドロー。
その後目標がいなくなってしまったため、「月光浴」2枚は効果を発揮できずに捨て札置き場に。
続いて「スペルブック」の効果で手札に持っていた「隕石」をダメージ置き場に置き、場に存在する全てのキャラクターとプレイヤーに1ダメージが与えられます。
この結果、「村山真寛」さんの場にいるWIZ-DOMのキャラクターは全て捨て札に。
そして「村山真寛」さんが使用宣言した「日照り」の効果を解決しますが、「ののの(ノノノ」さんには大きな効果を与えることができません。
最後に「交換留学生」のコストの「オルタレイション・マジック」が手札に戻ります。
メインフェイズに入り、「村山真寛」さんはプロジェクトカード「マモンの契約」を使用宣言。しかしこれを「ののの(ノノノ」さんは先ほど手札に戻した「オルタレイション・マジック」で自分に効果を捻じ曲げます。
後攻4ターン目。
今度は「ののの(ノノノ」さんの勢力フェイズ中に「村山真寛」さんが動きます。
勢力エリアにいるイレイザーのキャラクターのアタック宣言に対し、「ののの(ノノノ」さんは支配キャラでガード宣言。
これに対して「村山真寛」さんは「日照り」を使用宣言します。
手札がかなり増えている「ののの(ノノノ」さんにとって苦しい一発。ここで「ののの(ノノノ」さんは、手札に持っていた「日照り」を自分自身に使用宣言し、自ら手札を選んでダメージ置き場に置くことに。
ここでダメージ置き場に置かれたカードの中には「隕石」が!再び場に存在する全てのキャラクターとプレイヤーに1ダメージが飛びます。
解決の結果、「村山真寛」さんのダメージ置き場は7点。「ののの(ノノノ」さんのダメージ置き場は8点に。
決着がついたのは先攻5ターン目でした。
勢力フェイズ中、E.G.O.のチェックで「ののの(ノノノ」さんは「村山真寛」さんの場の「ゼーアハス」に「月光浴」を使用宣言。そこにレスポンスを乗せる形で「交換留学生」のエフェクトを2回起動!更に「生贄の儀式」を使用宣言します。
レスポンスの解決の結果、「村山真寛」さんがまず2枚ドローした後に、「ゼーアハス」に「キャパシティー-2」が与えられます。
続く「阿羅耶識」のチェック。「ののの(ノノノ」さんは「日照り」を「村山真寛」さんに対し使用宣言。これに対して「村山真寛」さんのレスポンスはなし。
さらに「ののの(ノノノ」さんはレスポンスで「生贄の儀式」を使用宣言。
この宣言に対しても「村山真寛」さんのレスポンスはありません。
レスポンスの応酬が解決され、「村山真寛」さんは9ドロー。
その後手札上限を超える手札をダメージ置き場にカードを置かれ、ゲームセット。
「ののの(ノノノ」さんがこの対決を制し、見事関東ブロック決勝大会の優勝者となりました。おめでとうございます!
サイドイベントの「アクエリランブル」も悪天候ながら大盛況!
150人近くのマインドブレイカーが集合し、ランブルを楽しんでいました。
次回は中国・四国ブロックと九州・沖縄ブロックの決勝大会。今回の関東ブロックの結果を受けて、果たしてどんなデッキが優勝するのでしょうか?
次回のレポートも皆さんチェックしてくださいね!
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