◆アクエリアンサバイバルトーナメント15レポート

2009年9月21日(月・祝)、横浜にある横浜ワールドポーターズにて、「アクエリアンサバイバルトーナメント15」が開催されました。
アクエリアンエイジの大会の中でも最も大きな規模で開催される大会です。
「アクエリアンエイジチャンピオンカーニバル2009」への出場権がチームメンバー全員に与えられることもあり、北は北海道、南は九州から数多くのマインドブレイカーが横浜に集結しました。そして、もちろん毎年参加しているゲストチーム「アクエリ放送局」チームも参戦です。
計47チーム235名のマインドブレイカーが優勝を目指して戦います。

大会風景

「正義の鼓動」発売後初めての公式大会ということもあり、皆さんが使用するデッキにも注目が集まります。 最多となったのはWIZ-DOM中心のデッキとダークロア中心のデッキ。
どちらのデッキでも、「正義の鼓動」に収録された強力なブレイクカードがよく用いられていました。 次いで多かったのが極星帝国中心のデッキ。さらにわずかな差でE.G.O.中心のデッキが続きます。

試合開始の合図後、注目が集まるのは「アクエリ放送局」チーム。
昨年、一昨年と一回戦を突破できなかっただけに、今年こそはと力が入ります。
気になる放送局チームの1回戦目の戦績は2勝2敗1分。戦績が並んだ場合は、チームメンバー全員の与えダメージと受けダメージの得失点差での決着となります。
得失点差での判定の結果、見事悲願の1回戦目を突破!
残念ながら2回戦目では惜しくも敗退してしまいましたが、来年は更に上を目指すことを誓うのでした。

気になる決勝戦は「天翔けるドラゴンの閃き」チームと、「信州巨峰ぶっかけ」チームでの対決となりました。かたやメンバーのうち4名がすでに今年の「アクエリアンエイジチャンピオンカーニバル2009」への出場権を獲得しているチーム。対する「信州巨峰ぶっかけ」チームは、過去の「アクエリアンサバイバルトーナメント」で優勝経験のあるメンバーを擁するチーム。まさに注目の一戦です。

決勝卓

対戦開始後、序盤は両チーム場を展開。「斎木インダストリー代表取締役社長“斎木 麗名”」「ホムンクルス・デーモン“アレキサンドリア”」「悪魔“パイモン”」「トルネードライダー“ウィンディ・ゼファー”」といった補給能力に優れた中型のネームレベルをブレイクし、相手より優位に立とうとします。
最初に攻めに転じたのは「信州巨峰ぶっかけ」チームの中堅「Jr」さんと、先鋒「夜々」さん。それぞれ「教皇“ヨハンナ・ウァレンティヌス”」「生徒会長“相楽 香津貴”」をブレイクし、攻撃に備えます。

一方の「天翔けるドラゴンの閃き」チームも負けてはいません。中堅の「えるます」さんは「オーガ戦士“カファルジドマ”」をブレイク。そのまま殴り始めます。
しかし、「信州巨峰ぶっかけ」チームの勢いはとまりません。大将の「ヤジマ」さん、副将の「PUL」さんが「ゴシックヴァンパイア“レイチェル・ルォノヴァーラ”」をブレイク。
大将の「ヤジマ」さんはそのまま一気に攻め込み、1勝をゲットします。

次いで動きのあったのは先鋒戦。「いぬも」さんは「夜々」さんの「生徒会長“相楽 香津貴”」に対抗すべく「フェニックスナイト“リュディヴィーヌ・アンカ”」をブレイクし、アタック!「次元迷宮」をうまく利用し、「夜々」さんの場を攻め立てます。
続く形で次鋒「WISP」さんも「ゴシックヴァンパイア“レイチェル・ルォノヴァーラ”」をブレイク。また、副将戦の「エフマス」さんも「PUL」さんの場の「ゴシックヴァンパイア“レイチェル・ルォノヴァーラ”」に対し「デス・サークル」を使用宣言。流れかけた波を引き寄せようとします。
ですが、「PUL」さんはこの「デス・サークル」にレスポンスはなく、バインド2を使用して「ゴシックヴァンパイア“レイチェル・ルォノヴァーラ”」を場に残します。
更にバインド2の代償でダメージ置き場に置かれたのは「隕石」
逆に耐久力が1の支配キャラクターの多い「エフマス」さんの場に襲いかかります。
この隙を逃さず、「PUL」さんは「エフマス」さんを攻撃!
この猛攻に「エフマス」さんは耐え切ることができず、「PUL」さんが勝利。
「信州巨峰ぶっかけ」チームが2勝目をゲットし、リーチを掛けます。

後がなくなった「天翔けるドラゴンの閃き」チーム。
ミラーマッチとなった「WISP」さんは「ゴシックヴァンパイア“レイチェル・ルォノヴァーラ”」で優位な状況でしたが、「ケロ」さんは「ミューズの森」「ホーリーライト」を駆使してこれを捨て札に。こう着状態に突入します。この間に先鋒戦の「夜々」さんは「体育会系中学生“明音 鈴”」をブレイク。さらにアタックをしかけます。
1発目のアタックを「いぬも」さんはそのままデッキで受けますが、2発目のアタックは「極星帝国皇帝親衛隊隊長“エラキス”」で防ぎます。
逆に「いぬも」さんは自分のターンで「夜々」さんへ猛攻!
「夜々」さんはこれを「デジタルフュージョン」を用いて対抗しようとしますが、これは「いぬも」さんが「皇帝の威光」でカウンター。「いぬも」さんが先鋒戦を勝利し、一矢報います。
互いに睨み合っていた次鋒戦。先に抜け出たのは「WISP」さんでした。
再び「ゴシックヴァンパイア“レイチェル・ルォノヴァーラ”」をブレイク。「ケロ」さんへ一気に襲いかかります。

じわじわと「ケロ」さんが追い詰められていく中、「ケロ」さんのダメージ置き場に「隕石」が落下! 残りデッキが僅かだった「WISP」さん、予想外の展開に計算が狂わされます。
そして「WISP」さんにはもう「ケロ」さんを倒しきるだけのパワーカードは残されておりませんでした。デッキアウトとなり「ケロ」さんが白星を獲得。
残る中堅戦、両者共に総力戦となりました。
互いにダメージ置き場にカードが置かれていく中、先に「えるます」さんのダメージ置き場が10点となり、ゲーム終了。
結果、4対1で「信州巨峰ぶっかけ」チームが勝利し、見事優勝となりました。おめでとうございます!

サイドイベントの「アクエリランブル」には、大勢のマインドブレイカーが参戦。
「アクエリアンサバイバルトーナメント15」とは異なるデッキを用いて対戦している方も多かったようです。
イベントの最後には恒例のお楽しみ抽選会も開催され、最高潮の盛り上がりの中終了となりました。ご参加頂きました皆様、誠に有難うございました。

大会風景
優勝:信州巨峰ぶっかけチーム
大会風景
準優勝チーム:天翔けるドラゴンの閃き
大会風景
3位入賞チーム:地脈戦隊ガイアファイブ

◆入賞チームデッキレシピ
優勝チーム:信州巨峰ぶっかけ
先鋒
夜々
次鋒 ケロ
中堅 Jr
副将 PUL
大将 ヤジマ
準優勝チーム:天翔けるドラゴンの閃き
先鋒
いぬも
次鋒 WISP
中堅 えるます
副将 エフマス
大将 ステルスのの(の)
3位入賞チーム:地脈戦隊ガイアファイブ
先鋒
霞弥
次鋒 てふG
中堅 ゆん葵
副将 熊カレー
大将 げそP


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