2009年12月5日(土)〜6日(日)にかけて、一泊二日の温泉旅行「第8回アクエリ温泉合宿」が開催されました。
今回の合宿地は海ということで、もう皆さんすっかり御馴染みの静岡県は熱海の「大野屋」さんにて開催となりました。
ローマ風呂で有名な熱海でも老舗のホテルです。目の前には海が広がり、露天風呂から見る景色は絶景の一言です。寒さの厳しいこの時期での温泉は特に身も心も温まります。
今回の合宿では79名の参加者となり、同時開催のチャンピオンカーニバル2009の参加者16名を加えると実に95名の参加となりました。
早速イベントの様子をレポートしていきましょう。
参加受付を終了し、お部屋で一息ついた後、いよいよ「第8回アクエリ温泉合宿」のスタートです。参加者の方の中には早くも温泉に入り、浴衣姿の方も見受けられます。
諸注意の後、ゲストであるアクエリ放送局のメンバー「榎本温子」さん、「伊東隼人」さん、「近藤佳奈子」さん、「廣田詩夢」さん、「メガネ.com」さん、「やまけん」さんが登場し、これから始まる合宿に向けて、熱い意気込みを頂きます。
1日目は個人戦です。
1日目は自分の持って来たデッキは使用出来ません。
お土産の新エクスパンション「修行者の魂」ブースター2BOXのうち、まず1BOXずつが配布され、この1BOXに封入されているカードのみを使用して初日は戦います。
皆さん封入されているカードの違いはありますが、条件は一緒。まさにパック運、デッキ構築、ピックセンス、プレイングなど様々なスキルでの闘いとなります。
1日目は初心者向けの体験会、1BOXシールド、6パックブースタードラフトの3つのイベントから好きなイベントを選んで参加します。
さらに今回は特別ルールとしてボーナスポイントルールが発表されました。
それは初日に使用するブースターからビジュアルフレームカードが出たら、翌日の所属チームにボーナスポイントが加算されるというものです。
ビジュアルフレームは5ポイント、サイン箔のビジュアルフレームは10ポイント、さらに先行販売のドラマCDからサイン箔が出たら10ポイントというルールです。
その結果、ビジュアルフレームは10人以上、サイン箔ビジュアルフレームは4枚、ドラマCDサイン箔は2枚とかなりの枚数が現れました。
これが翌日のチーム戦にどのような影響を与えるか、実に楽しみな1日目となりました。
特にシールド戦でビジュアルフレームが出ても出た方の物となりますが、ブースタードラフト卓ではサイン箔VFが現れ、レア分配で別の方の物になるという出来事もありました。
強力なネームレベルが多く収録されている「修行者の魂」のみを使用した対戦は実に熱い闘いばかりとなりました。
そうして対戦を繰り返す間にあっというまに時間が過ぎ、気が付けば初日のイベントは終了。
それぞれのイベントの結果により、順位に従って翌日のチーム戦に向け、所属するチームの抽選を行い、初日のイベントは終了。
一方、併催となった「アクエリアンエイジチャンピオンカーニバル2009」。チャンピオンカーニバルといえば、アクエリアンエイジの日本一を決定する大会。
今年も「アクエリアンエイジ3大トーナメント」で上位入賞したプレイヤー15名に5代目日本王者を加えた計16名で日本一の栄冠を競います。
今年のチャンピオンカーニバルでは、2グループにわけてまず総当りラウンドを行い、各グループの上位2名が決勝トーナメントへ進出します。
総当りラウンドではダークロアを中心としたデッキをチョイスしたプレイヤーが最多の5名。
次いで多かったのはWIZ-DOM中心のデッキと極星帝国中心のデッキで各3名。
その後を「月光浴」+「日照り」+「生贄の儀式」のコンボを主軸としたデッキ、阿羅耶識中心のデッキ、E.G.O.中心のデッキと続きます。
回戦を重ねる毎にAグループとBグループは異なる様相を挺していました。
Bグループは連勝を重ねたプレイヤーが決勝トーナメントへの切符へとぐんぐん迫っていくのに対し、Aグループは大混戦。中盤で成績がならび、誰が決勝トーナメントへ進出するのかわからない状況に。
約4時間半に渡る総当り戦の結果、Aグループからは「ののの」さんと「ぽち。」さんが、Bグループからは「えるます」さんと「ノーム」さんが決勝トーナメントへと進出しました。
決勝トーナメント1回戦目では「ののの」さんと「ノーム」さん、「えるます」さんと「ぽち。」さんが対戦。「ののの」さんと「ノーム」さんの対戦は「ノーム」さんが、「えるます」さんと「ぽち。」さんの対戦は「えるます」さんが勝利し、最終戦へと挑みます。
いよいよ最終戦がスタート。
「ノーム」さんは総当り戦で使用したデッキを微調整して使用。一方の「えるます」さんは、デッキを極星帝国中心のものからダークロア中心のものに変更。果たしてどちらが勝利したのでしょうか?
デッキ先手を取ったのは「ノーム」さんでした。序盤は両者必要なファクターを支配していきます。先に動いたのは「えるます」さん。後攻3ターン目、パワーカードをセットされた自分の支配キャラクターに「ラストフルデビル」をブレイク。「ノーム」さんのデッキの要となるプレイヤーを直接狙うコンボを封じにかかります。
しかし「ノーム」さんは先攻行4ターン目、メインフェイズ中に「ミューズの森」を使用宣言。「えるます」さんの場のパワーカードを全て手札に戻してメインフェイズを終了します。
続く後攻4ターン目。「えるます」さんはパワーカードがないため、軽ブレイクを利用してファクターを伸ばします。そしてメインフェイズ終了時、「ノーム」さんがレスポンスで「ラストフルデビル」に対して「ホーリーライト」を使用宣言!「ラストフルデビル」を捨て札し、封じられたコンボを再度使用できる状態に。
そして後攻5ターン目。「えるます」さんの勢力フェイズ中、「ノーム」さんは「月光浴」を「えるます」さんの場の「エリゴル」に対して使用宣言。さらにレスポンスで「生贄の儀式」を使用!このまま解決して「えるます」さんはドローを行い、手札上限が0の状態に。
続く勢力のチェック、「ノーム」さんは「日照り」を使用宣言。これに対し、「えるます」さんは「月光浴」の効果を受けた「エリゴル」へ「魔神転生」を使用宣言。精神力を下げることで「月光浴」を無力化させ、「日照り」の効果でダメージに置かれる枚数を減らそうとします。
しかし「ノーム」さんは再び「生贄の儀式」を使用宣言。さらに「えるます」さんの手札を増やすことで、勝負を決めにかかります。
これに対する「えるます」さんのレスポンスはなし。効果が解決されて「えるます」さんの手札がダメージ置き場に置かれ10点に。
結果、「ノーム」さんの勝利となり、6代目日本王者となりました。おめでとうございます!
休憩をはさんだ後、いよいよお楽しみの宴会です。
休憩の間に温泉に入られ浴衣に着替えた方もさらに増え、いかにも温泉地での宴会の雰囲気となる中、乾杯の音頭で宴会スタート。
長い時間イベントに集中していた為、参加者の皆様もスタッフもお腹はペコペコ。
熱海の海の幸をメインに据えた御膳に舌鼓を打ちながら、会話に話が咲きます。
そして宴も竹縄になったところで、アクエリ放送局の皆さんが登場し、1日目の感想を頂きます。
さらにゲストの方々の翌日のチーム分けも発表され、会場はさらに盛り上がります。
盛り上がった所でメインイベントであるチャンピオンカーニバルの表彰式です。
チャンピオンカーニバルに出場した16名の方々が紹介され、ここで盛大な拍手が巻き起こります。
ゲストの方々をプレゼンターに表彰式は進み、見事優勝を果たし、5代目日本チャンピオンとなった「ノーム」さんに改めて盛大な拍手が送られました。
「ノーム」さん、チャンピオンカーニバル優勝誠におめでとうございます!
表彰式も終了し、1日目の全行程はここで終了。
これからは温泉合宿の一番の醍醐味である自由時間となります。
大会を開催する部屋、お酒を飲む部屋、温泉に行かれる方、明日に備えてデッキの調整をされる方、早めにお休みになられる方、参加者各々の夜は更けていきます。
≫第8回アクエリ温泉合宿&アクエリアンエイジチャンピオンカーニバル2009
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