2010年5月16日(日)、池袋にある「サンシャインシティ ワールドインポートマート4F展示ホールA2・A3ホール」で「リセ＆アクエリ＆モンコレ カードゲーム感謝祭」が行われました。
アクエリアンエイジとLycee、そしてモンスター・コレクションTCGの3タイトルで行われた大型イベント。果たしてどんな様子だったのかお伝えしていきましょう。

アクエリアンエイジは2回目となる「中井まれかつカップ」を開催。
今回は3人1組のチーム戦での開催でしたが、約200名のプレイヤーが参戦。
優勝目指してしのぎを削りました。

この大会にはインターネットラジオ「アクエリTV」より、榎本温子さん、近藤佳奈子さん、廣田詩夢さんによる「アクエリTVチーム」も参戦し、開会式から非常に盛り上がりました。
参加者のデッキで最も多かったのはダークロア中心のデッキ。特に「雪女“雪乃”」を採用し、相手のパワーをコントロールしているプレイヤーや、「“宿利原 ぽち”」を使って他の勢力の大型ブレイクを使用しているプレイヤーがみられました。
次いで多かったのはE.G.O.中心のデッキ。「望刻の塔」やエキストラパック「えびてん 公立海老栖川高校天悶部」のカードを使用している方が多かった模様。
そのあとをWIZ-DOM、阿羅耶識、イレイザー、極星帝国と続きます。

大会は6回戦行われました。
トーナメントの最終戦の舞台へ進んだのは、「迷い猫同好会」チームと「WISP帝国」チームです。
「迷い猫同好会」チームは、はるかさんが対抗勢力であるダークロアを意識した阿羅耶識中心のデッキ、春紫苑さんとハリーさんがE.G.O.中心のデッキをチョイス。
一方の「WISP帝国」チームは、カルト小澤さん、WISPさん、風騎士Gさんの三人が全員ダークロア中心のデッキを選択。主軸となるキャラクターも「“宿利原 ぽち”」を選び、「雪女“雪乃”」でコントロールしながら大型で戦います。

開始の合図後、最初に動いたのは「WISP」さんと「春紫苑」さんの場。
「WISP」さんはまず「野良少女“宿利原 ぽち”」をセット、続くターンで「雪女“雪乃”」、「愛玩少女“宿利原 ぽち”」を次々にブレイク。
更に「雪女“雪乃”」のエフェクトで、「春紫苑」さんの場にいるキャラクターの精神力を下げて、パワーカードを捨て札し、「春紫苑」さんの展開を妨害します。

精神力の高いキャラクターの多いE.G.O.ですが、「春紫苑」さんはキャラクターをブレイクすることができません。
「WISP」さんは「愛玩少女“宿利原 ぽち”」で一気にアタック！
この猛攻を止め切れずにダメージが10点となり、まず「WISP帝国」チームが1勝をゲットします。

次いで「風騎士G」さんと「ハリー」さんの対戦。
「WISP」さん同様序盤から「雪女“雪乃”」をセットし、相手の場のコントロールを開始します。
苦しい状況に立たされる「ハリー」さん。 しかしE.G.O.の強みである精神力の高いキャラクターを支配しながら、少しずつ展開をしてきます。

「風騎士G」さんは早めに攻めたいところですが、あまり場が展開できず、更に相手の場にダークロア対抗勢力WIZ-DOMのファストカード「ホーリーライト」が置かれ、攻めあぐねます。

「ハリー」さんはこの隙に中型、大型とブレイクして、プロジェクトカード「エクリプス」を使用！
逆に精神力をコントロールし、攻撃のチャンスを作ります。
そして「タイムジャンパー“千頭 さとり”」でアタック！ファストカード「デジタルフュージョン」も2枚使用して打点の高くなった状態で「風騎士G」さんを急襲！！
これを防ぎきれず「風騎士G」さんのダメージが10点に。
「迷い猫同好会」チームが1勝を手に入れ、勝負は3人目の戦いにゆだねられます。

最後まで勝負がもつれたのは「カルト小澤」さんと「はるか」さんの対戦でした。
序盤で「雪女“雪乃”」をブレイクして優位に立ちまわりたいところでしたが、レスポンスで「はるか」さんは「ホーリーライト」を使用宣言。精神ダメージ1点を与えて、「雪女“雪乃”」のブレイクは失敗します。しかしその後のターンで「“宿利原 ぽち”」をブレイク。

一方の「はるか」さんはあまりキャラクターを展開できず苦しみますが、「四神玄武の巫女“阿武 巳弥”」を場に出します。中盤、「カルト小澤」さんは再び「雪女“雪乃”」のブレイク宣言。レスポンスはなく、ようやく「雪女“雪乃”」が場に登場します。
「雪女“雪乃”」で、レジストダークロアを持つはるかさんの場にいる「ヘテロクロミアウィッチ」の精神力を下げてパワーカードを捨て札し、「ヘテロクロミアウィッチ」を「エルヴン・ハーミット“シルマリル”」をブレイク。「“宿利原 ぽち”」も「愛玩少女“宿利原 ぽち”」へとさらにブレイクし、攻撃の態勢を整えます。

対する「はるか」さん、ファクターを貯めて「仙人“葛洪”」をブレイク。エフェクトからダメージ置き場の「四神青龍の巫女“龍ヶ崎 藍”」を加えてこちらもブレイク。
すでに両者の残りデッキはわずか。守りきるべく場を作ります。

終盤戦、残りデッキもわずかになった「カルト小澤」さんは「愛玩少女“宿利原 ぽち”」と「エルヴン・ハーミット“シルマリル”」で一気にアタック。
これを「はるか」さんは「魔伏せの法」や支配キャラクターによるガードで防ぎます。

攻めきれなかった「カルト小澤」さんは、勢力エリアにキャラクターを出して、ドロー＋1のスキルを持つキャラクターでアタックを仕掛け次のターンのドローを減らそうとしますが、ここで「はるか」さんは「呪縛」を使用宣言。アクティブキャラクターへのアタック宣言が取り消され、次のドローフェイズのドロー枚数を減らすことができません。
次の「カルト小澤」さんのターンのドローフェイズでカードを引くことができずにゲーム終了。
「はるか」さんが勝利し、「迷い猫同好会」チームが優勝となりました。
おめでとうございます！

また、サイドイベントとして「アクエリランブル」「初心者向け体験会」「イラストレーターサイン会」を開催！

「アクエリランブル」には、なんと300名ものマインドブレイカーが参戦！
普段なかなか対戦する機会がない人との対戦も行えるため、皆さん盛り上がっている様子でした。

「初心者向け体験会」にも多くの方が参加。アクエリアンエイジをはじめて触る人から、昔ちょっとだけ遊んだことがあるという人まで楽しくアクエリを覚えていたようです。

「イラストレーターサイン会」には、アクエリアンエイジからはかわいらしいイラストでおなじみの「成瀬ちさと」先生がゲストとして登場！ SagaIからイラストを描かれていることもあり、皆さんどんなカードにサインをいただくか悩んでいたようです。

閉会式では「アクエリTVチーム」の皆さんにプレゼンターとして登場いただき、「中井まれかつカップ」上位入賞者への表彰式と、恒例となったお楽しみ抽選会を開催し、イベントは終了。
ご来場いただきました皆様、有難うございました！