2010年10月9日(土)、広島県の広島市は「広島県広島産業会館」にて、「アクエリ祭り」が開催されました。
当日はあいにくの雨模様でしたが、会場には中国・四国地域だけではなく、近隣の地域からも多数のプレイヤーの方々にご来場頂きました!
早速イベントの模様をお伝えしてまいります。
まず最初に行われたのは「アクエリアンブロックトーナメント2010当日予選」。
予選大会には中国・四国地方のプレイヤーが参戦。
この大会では2回試合が行われ、全勝のプレイヤーは決勝大会への権利を獲得できます。
環境を意識して「E.G.O.」や「ダークロア」のデッキを用いる人もいれば、日頃から使い慣れているデッキで挑んだ方も。
当日予選終了後はいよいよ「アクエリアンブロックトーナメント2010決勝大会」。
普段会えない仲間との再会に試合前は話も弾みますが、試合が始まると参加者の皆さんの目つきは真剣なものに。
決勝大会ではやはり既に開催している地区と同様「ダークロア」の「悪魔“パイモン”」「ゴシックヴァンパイア“レイチェル・ルォノヴァーラ”」「“宿利原 ぽち”」「雪女“雪乃”」といった強力なネームレベルを入れたデッキが非常に多くみられました。
次いで多かったのは「E.G.O.」中心のデッキと「阿羅耶識」中心のデッキ。「E.G.O.」は他の大会でも上位入賞しているタレントアイコン中心デッキが多かった模様。
「阿羅耶識」は霊能者アイコンやドラグーンアイコンが人気なようです。
決勝大会はスイスドローで5回戦行われました。
最終戦に全勝で進んだのは「mei.A」さんと「エフマス」さん。
どちらも「ゴシックヴァンパイア“レイチェル・ルォノヴァーラ”」を中心とした「ダークロア」デッキ。しかし、デッキのタイプとしては「mei.A」さんが「雪女“雪乃”」や「茨の枷」といったカード
で、相手の盤面をコントロールしていくデッキに対し、一方の「エフマス」さんは「悪魔“パイモン”」や「“宿利原 ぽち”」といったカードで自分の場の展開を急ぎアドバンテージをとるデッキです。
じゃんけんの結果先攻は「mei.A」さん、後攻は「エフマス」さんに。
両者1ターン目は順調な滑り出し。
先手の「mei.A」さんはしっかりと「ダークロア」のキャラクターを支配しファクターを確保。
一方後手の「エフマス」さんは条件を満たした状態で1ターン目に「野良少女“宿利原 ぽち”」をセット宣言。補給線とファクターを確保します。
先攻2ターン目。「mei.A」さんが動きます。「夜桜ヴァンパイア」を勢力のキャラクターに対してブレイク。2ファクターを確保した状態で「雪女“雪乃”」をブレイク。
精神力を下げるアビリティとエフェクトでプレッシャーをかけます。
一方の「エフマス」さんは精神力が高くエフェクトコストを戻せるキャラクターを支配し、大型ブレイクを場に出すためコストの確保にかかります。
しかし、先攻の4ターン目、「mei.A」さんは「ゴシックヴァンパイア“レイチェル・ルォノヴァーラ”」をブレイク。セットされた時のアビリティで「野良少女“宿利原 ぽち”」を捨て札に。
「エフマス」さんはこれに対抗しようとしますが、支配キャラクターを増やすだけにとどまります。
先行5ターン目、「mei.A」さんは支配キャラクターで一斉にアタック。「エフマス」さんのダメージ置き場のカードがじわじわと増えていきます。
このままでは万事休すの状態、「エフマス」さんは後攻5ターン目に「エリスの黄金林檎」を使用宣言。
「mei.A」さんの場の「雪女“雪乃”」と「ゴシックヴァンパイア“レイチェル・ルォノヴァーラ”」を勢力エリアに移動させ、相手の力を削ぎます。
ですがここをチャンスとみた「mei.A」さんは続く6ターン目に支配キャラクターによる猛攻開始!支配キャラクターの精神力が下げられている状況でガードコストは「ゴシックヴァンパイア“レイチェル・ルォノヴァーラ”」のアビリティにより2に。
ガード宣言そのものができない状況に攻撃がデッキに直接届きます。ダメージ判定の結果、ダメージ置き場のカードが10枚となりゲーム終了。
「mei.A」さんが勝利し、「アクエリアンエイジチャンピオンカーニバル2010」への出場権を獲得しました。おめでとうございます!
サイドイベントも大人気!
「アクエリ祭り」は新弾の発売直後ということもあり、早速新弾のカードを試す方の姿も。
デッキが途中変更できるので、かなりの数のデッキを持って参戦している人も見られました。
また、「初心者向け体験会」や「アクエリ道場」にご参加いただき、講師や道場主と楽しくアクエリをプレイする人の姿もあり、和やかな雰囲気でイベントは進行。
閉会式の中では「アクエリアンブロックトーナメント2010」の表彰式が行われ、会場内の参加者全員から上位入賞者に盛大な拍手が送られました。
最後には恒例となるお楽しみ抽選会。普段なかなか手に入らない貴重な景品も登場し、非常に盛り上がる中イベントは終了しました。
ご来場の皆さま、誠に有難うございました!
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