2011年5月22日(日)、福岡県は博多市にあるASCビル会議室で、「アクエリ祭り2011」が行われました。
あいにくの雨でしたが、九州地方を中心に多くのマインドブレイカーが会場内に集結。
早速イベントの様子をお伝えしてまいります。

まずお伝えするのは「アクエリアンブロックトーナメント2011」。
九州地方各地の店舗での予選大会と、会場内で行われた当日予選の通過者によって決勝大会が行われます。
当日予選では、E.G.O.中心のデッキとイレイザー中心のデッキが大人気。
E.G.O.は他地区同様スチューデントアイコンをメインにしたデッキが多くみられましたが、アクエリアンエイジ「魔法少女リリカルなのはViVid」のデッキで参戦した方も。
イレイザーは他地区で上位入賞しているイレイザーアイコンのデッキがやはり多くみられました。
スイスドロー2回戦が行われた後、当日予選の通過者を含めて決勝大会がスタート。
決勝大会になるとデッキの分布は一変!
それまで少なかったダークロア中心のデッキが最も多く使用されていました。
その後をE.G.O.、イレイザーが同率で並びます。
他地区で入賞者が使用していた極星帝国や、使用率の高かった阿羅耶識をチョイスする人は少なかったようです。

決勝大会はスイスドロー4回戦で行われました。
最終回戦の1番卓はダークロアデッキを操る「ヒデ(スナフキン)」さんと「綺羅」さんの対戦。
同郷、同勢力、そして過去のブロックトーナメント優勝者同士という見逃せない対決がスタートです。
先手を取ったのは「ヒデ(スナフキン)」さん。「ヒデ(スナフキン)」さんのデッキは、「秋を告げる女神“デメテル”」を中心にカード名称に「女神」を含むネームレベルを中心に、超大型ブレイクには「ダークネスブラッド“レイ・アルカード”」を選択。
プロジェクトカードやファストカードで自分の支配キャラクターをサポート、相手の場を妨害しながら強化されたネームレベルブレイクで相手を攻めるデッキです。
一方の「綺羅」さんは、超大型ブレイクには同じように「ダークネスブラッド“レイ・アルカード”」をチョイスしていますが、その構成は異なるもの。「傾国の妖狐“蘇姐己”」を軸に、相手のブレイクしていないワーカーアイコンをロック。
プロジェクトカード「レヴィヤタンの嫉妬」でパワーカードを手札に戻し、相手の展開を妨害しながら自分の場を作るデッキです。
先攻1ターン目、「ヒデ(スナフキン)」さんは順調にキャラクターを展開。勢力エリアに「ルサルカ」を残し、「眼鏡っ子クライマー」と「ヴァンパイア・ドクター」を支配し、ターンを終了します。
「綺羅」さんのターン。「綺羅」さんのターン中に、「ヒデ(スナフキン)」さんは「眼鏡っ子クライマー」のエフェクトを使用宣言。ファストタイミングでセット宣言できる「バンシー」を加えます。「綺羅」さんは勢力エリアに「ソーンデビル」と「導師」、「ブラックドッグ・ガール」を展開。
メインフェイズの終了宣言を行うと、ここで「ヒデ(スナフキン)」さんが動き、勢力エリアの「ルサルカ」を「バンシー」でブレイクします。
一連の動きを見て、「綺羅」さんはパワーカードフェイズで「ブラックドッグ・ガール」のみ支配し、ターンを終了します。
続く先攻2ターン目。
「ヒデ(スナフキン)」さんはメインフェイズに入ると「甘えさせ悪魔」で「綺羅」さんの勢力エリアにいる「ソーンデビル」を横取りブレイク。
相手の展開を妨害しつつ、自分の支配エリアを広げていきます。
後攻の「綺羅」さんは苦しい展開。手札からキャラクターカードをセットし、ダークロアのファクターを広げると、3ターン目では「水の女神“サラスヴァティ”」をブレイク。
続くターンに起こると考えられる大型ブレイクからのアタックに備え、コストを手札に戻せるエフェクトで状況の打開を試みます。
そして先攻4ターン目。
勢力フェイズ中に「綺羅」さんは「水の女神“サラスヴァティ”」のエフェクトを使用宣言しますが、ファストカードを引くことはできません。
「ヒデ(スナフキン)」さんはメインフェイズに入ると「ダークネスブラッド“レイ・アルカード”」をブレイク。
「水の女神“サラスヴァティ”」のブレイクカードを捨て札した後、一気にアタックします。
1回目のアタックではダメージ置き場には2枚しか置かれませんでしたが、2回目のアタック宣言で攻撃が全てダメージに。
一気にダメージ置き場が8点となり、一気に追い詰められます。
続く3回目の攻撃。
「綺羅」さんはこれを支配キャラクターでガード宣言しますが、レスポンスはなし。
「ダークネスブラッド“レイ・アルカード”」には至りません。
これをみた「ヒデ(スナフキン)」さんは「バンシー」で続けてアタック。
3点の攻撃を「綺羅」さんは自身で受けますが、ダメージ判定の結果ダメージが10点に。
結果、「ヒデ(スナフキン)」さんが優勝し、「アクエリアンエイジチャンピオンカーニバル2011」の出場権を獲得しました。おめでとうございます!!

サイドイベントも様々なものが行われました。
「アクエリアンエイジViVidバトル」は、古くからの経験者さんだけでなく「アクエリアンエイジ「魔法少女リリカルなのはViVid」体験会ツアー」に遊びに来てくれた方も参戦。
皆さんお気に入りの「魔法少女リリカルなのはViVid」のデッキでプレイされていました。
戦積によってランダムで景品を貰える枚数が変わる「アクエリアンパーティー」初級者さんから経験者さんまで大勢のプレイヤーが参加。
お気に入りのネームレベルを使ったデッキで挑む方もいれば、ブロックトーナメントなどで使用したデッキでそのまま参戦する人もいて、皆さん思い思いに楽しんでいました。
「アクエリ道場」も大盛況。
道場主の前には常にプレイヤーの姿。
デッキ構築相談に来た人もいれば、自信のあるデッキで道場破りで現れた方もちらほら。
「アクエリ祭り2011」もいよいよ折り返し。次は6月4日(土)に高松で行われます。
また、5月29日(日)には「カードゲーム感謝祭2011」が開催です!
どちらもチェックして下さいね! |