2011年6月12日(日)、愛知県の名古屋市にある「シャトル栄」にて、「アクエリ祭り2011」が行われました。
少し曇る中での開催でしたが、会場には多くの中部ブロック在住の方が集合!
早速イベントの様子をお伝えして参ります。

「アクエリアンブロックトーナメント2011」は「チャンピオンカーニバル2011」への出場権をかけた大会。
その決勝大会に進出するための最後のチャンスとして用意された当日予選に、開場前から参加者が集結。
全勝すれば決勝大会に進出できるため、みなさんやる気がみなぎっています。
当日予選ではみなさん用いているデッキの勢力はバラバラ。自分なりのこだわりのデッキで挑んだ方も見られ、対戦相手の方はまさかのカードの登場に驚いたりする様子も見られました。
当日予選は3回戦行われ、全勝者と繰り上げ枠で3名の方が決勝大会へ進出しました。
続いて行われるのが決勝大会。
決勝大会には、中部にある店舗予選を通過したプレイヤーが集まり、優勝を目指します。
決勝大会で最も多かったのはダークロア中心のデッキ。
次点にE.G.O.中心のデッキが入ります。
阿羅耶識、極星帝国、イレイザーのデッキはほぼ横並び。WIZ-DOM中心にしたデッキは少し少なめの様子です。
決勝大会はスイスドロー形式で5回戦行われました。
全勝者が3名となって迎えた5回戦目。
全勝同士での対戦となったのは「新堂紘」さんと「リリィ」さん。
もう1人の「mei.A」さんは3勝1敗で上位を狙う「あっとけい」さんとの対戦です。
「新堂紘」さんと「リリィ」さんの対戦は、極星帝国中心のデッキ同士での対戦となりました。
「新堂紘」さんは他地区でも好成績を残しているアンデッドアイコン中心のデッキ。相手の展開や戦力を削ぐための4種類の「サンダーストーム」が光ります。
対する「リリィ」さんは二段ブレイクの「“スュテノ・アルゴル”」を中心に、合計6種のネームレベルを搭載したデッキです。
同勢力での対決ということもあり、対戦は混戦を極めました。
「新堂紘」さんは相手のネームレベルを警戒し、序盤からプロジェクトカード「サンダーストーム」を使用宣言。
アグレッシブのスキルを持つキャラクターを焼き払うことで、自分も苦しい展開を強いられますが相手の展開を妨害します。
しかし、「リリィ」さんのデッキには、2ファクターで出せるネームレベルブレイクが合計3種12枚。
「リリィ」さんの場に「パニッシャー“ビビアン・フューリー”」し、エフェクトで「新堂紘」さんの場のキャラクターが次々に倒れていきます。
あまり場にキャラクターが広がらないまま「新堂紘」さんは再び「サンダーストーム」を使用宣言。
両者補給が苦しいままに試合は終盤へ進みます。
「新堂紘」さんはプロジェクトカード「アブソリュート・ヴァニッシュ」を「パニッシャー“ビビアン・フューリー”」に対して使用。レスポンスでエフェクトで極星帝国のファクターが減りますが、ファクターは満たしているため「パニッシャー“ビビアン・フューリー”」を捨て札することに成功します。
しかし2枚目の「アブソリュート・ヴァニッシュ」を「三眼呪術士“スュテノ・アルゴル”」に対して使用宣言すると、ここで「リリィ」さんは「伏龍“諸葛孔明”」を「新堂紘」さんの場に向かってブレイク宣言。
これが成功し、「新堂紘」さんの場の極星帝国ファクターは3となり、「アブソリュート・ヴァニッシュ」は捨て札に。
残りデッキがわずかな状態で試合時間が終了。お二人の対戦は引き分けとなります。
一方の「mei.A」さんと「あっとけい」さんの対戦は、「あっとけい」さんが「mei.A」さんを下し全勝者が0名に。
優勝の行方はオポネントに委ねられました。集計の結果、中部ブロック優勝の座は「リリィ」さんに。おめでとうございます!

会場内では様々なサイドイベントも実施。
「初心者向け体験会」には新たにアクエリを覚えてみたいという方が参加。
レンタルデッキを手に講師の説明を真剣に聞いていました。
また、「アクエリ道場」も大人気。
道場主の前には常に人が集まり、デッキの構築について教えてもらう人、道場破りに来た人など、道場主の前には常にだれかが座っておりました。
「ViVidバトル」や「アクエリアンパーティー」にも皆さんご参加いただきました。
「アクエリアンブロックトーナメント2011」への参加後にこちらのイベントに参加された方も多く、真剣な対戦の後の一息といった感じで、コミュニケーションをとりながら楽しく対戦されている姿も見られました。
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