2011年9月18日(日)〜19日(月・祝)にかけて、東京の渋谷にある渋谷シダックスホールにて、
「BCC in 渋谷」が開催されました。
アクエリアンエイジは2日間両日イベントを開催。
さっそく2日間のイベントの様子をお伝えしてまいります。
9月18日(日)レポート
初日となる18日(日)は、エキストラタイトルのイベントがメイン。
今夏全国各地で予選大会が開催されたアクエリアンエイジ「魔法少女リリカルなのはViVid」グランプリ決勝大会が行われました。
予選大会を勝ち抜いたプレイヤーが一堂に集結し、優勝目指して挑みます。
優勝者にはなんと「魔法少女リリカルなのはViVid」を描く「藤真拓哉」先生の直筆サインカードをプレゼント!みなさん気合が入ります。

大会はスイスドロー6回戦で実施されました。
皆さんの場には「魔法少女リリカルなのはViVid」の様々なキャラクターのデッキが見られましたが、他に比べてやや多かったのが“フェイト・T・ハラオウン”と“リオ・ウェズリー”。
“フェイト・T・ハラオウン”はやはり原作通り、持ち前の素早さを活かしたデッキ。
イニシアチブによる先制攻撃を活かし、高い攻撃力で相手を打ち倒します。
一方の“リオ・ウェズリー”を中心にしたデッキは、必殺技「絶招炎雷炮」を駆使し、苦手な敵を退けつつ自身を強化して戦うデッキが多く見られました。

最終戦を1番卓で迎えたのは5戦全勝の「魔龍銀」さんと4勝1分の「ブラス」さん。
先手を取ったのは「ブラス」さんでした。
両者キャラクターの支配と軽ブレイクでの展開で場を広げて行きます。
先に動きを見せたのは「魔龍銀」さん。
「フェイト・T・ハラオウン専用デバイス“バルディッシュ”」のサーチのスキルにより「金の閃光“フェイト・T・ハラオウン”」を手札に加えると、「金の閃光“フェイト・T・ハラオウン”」でパワーカードを2枚セットされたキャラクターにブレイク。
「フェイト・T・ハラオウン専用デバイス“バルディッシュ”」の効果によるアタック宣言を含め、合計3回「ブラス」さんに襲い掛かります。
「ブラス」さんはうち2回を自分自身で受け、ダメージは4点に。
パワーカードフェイズに入り、“フェイト・T・ハラオウン”にパワーカードを固めてターンを終了します。
返しのターン、まず「ブラス」さんは「少女召喚術士」のエフェクトでコストを手札に。
手札に加えられたのは「ブランニューストーリー」と「春光拳“リオ・ウェズリー”」。
まず「ブランニューストーリー」を使用宣言し、ダメージ置き場の「双龍円舞」と捨て札置き場の“リオ・ウェズリー”のブレイクカードを加えます。
続いて「春光拳“リオ・ウェズリー”」を「魔龍銀」さんの場の「格闘小学生」にブレイク。
戻ったコストはそのままパワーカードフェイズにパワーカードとして活用し、ターンを終了します。
ファクターが減ってしまった「魔龍銀」さん。
ドローフェイズのカードに期待しますが、良いカードを引くことが出来ません。
パワーカードフェイズにパワーカードをセットし、相手のターンに備えます。
先行5ターン目。「ブラス」さんはまず「春光拳“リオ・ウェズリー”」に対し「双龍円舞」を使用宣言。
能力値が上昇し、更にペネトレイトのスキルを得ます。
加えて「少女召喚術士」のエフェクトを使用し、戻ったコストにあった「リオ・ウェズリー専用パーマネント“ソルフェージュ”」をセットします。
攻撃力が上昇したところで「春光拳“リオ・ウェズリー”」でアタック宣言。
「魔龍銀」さんはこれを自身で受けようとします。
すかさず「ブラス」さんが「変換資質“リオ・ウェズリー”」をファストカードとして使用宣言。
更に攻撃力が上昇し、10点分のアタックが「魔龍銀」さんを襲います。
1回目でのアタック宣言で「魔龍銀」さんのダメージは合計4点。すかさず「ブラス」さんが「春光拳“リオ・ウェズリー”」で再びアタック宣言。2度目のダメージ判定で合計9点となりピンチに。
ペネトレイトのスキルを獲得している「春光拳“リオ・ウェズリー”」、攻撃力が高い今がチャンスということで3度目のアタックに。
これは「巫女親子」でガードされますが、ダメージが貫通します。
この貫通ダメージによってダメージの合計が10点に。
最終戦を「ブラス」さんが勝利し、5勝1分で見事優勝を収めました。おめでとうございます!!

また、「エキストラランブル」にも多くの方が参戦。
「魔法少女リリカルなのは」シリーズのカードのみが使用可能ということで、「魔法少女リリカルなのはViVid」と「魔法戦記リリカルなのはForce」のカードを織り交ぜた面白い組み合わせも見られました。
はやてとなのはの共闘や、トーマ対ヴィヴィオの激戦など、なかなか熱いバトルもあったようです。
19日(月・祝)レポート
2日目は「チャンピオンカーニバル2011」への出場権をかけた大会「アクエリアングランプリ2011 1st stage決勝大会」が行われました。
日本一に繋がる道への切符を手に入れる関門。
皆さん気合の入った表情で試合に挑みます。

決勝大会で皆さんの使用率が高かったのは同率でE.G.O.デッキとダークロアデッキ。
参加者の約4分の一がE.G.O.かダークロアを選択していました。
E.G.O.はデュアルを持つブレイク“ミコト”や強力な超大型ブレイク「アクトレス“烏社 零”」といったタレントアイコンのデッキが多かった様子。
対するダークロアは「ゴシックヴァンパイア“レイチェル・ルォノヴァーラ”」を軸にしたヴァンパイアアイコンデッキが大半を占めました。
3番手となったのはイレイザーデッキ。
こちらはドラグーンアイコンデッキを選択した方と、イレイザーアイコンデッキを選んだ方に分かれた模様。
「約束の世界」に収録された強力なファストカード「グラビトン」をデッキに入れている方も多く見られました。
その後をほぼ同数で極星帝国・WIZ-DOM・阿羅耶識のデッキが続きます。
大会はスイスドロー7回戦で行われました。
1番卓へは6戦全勝で勝ち進んできた「mei.A」さんと、1敗でこれを追いかける「くうふく」さんの対戦です。
じゃんけんで勝利したのは「mei.A」さん。後攻を選択します。
1ターン目、「くうふく」さんはキャラクターをセットせず、そのままターンを終了。
一方後攻の「mei.A」さんは「ブラックドッグガール」と「ダークエルフメイド」をセット。
「ブラックドッグガール」を支配し、「ダークエルフメイド」にはパワーカードを1枚のみセットしてターンを終了します。
続く「くうふく」さんのターン。「化け比べカップル」を「クリムゾンメイド」でブレイクし、さらに「トラップデビル」をセットし、支配。2ファクターに増やしてターンを終えます。
後攻2ターン目。「mei.A」さんは勢力エリアの「ダークエルフメイド」を「バンシー」でブレイク。2ファクターになったところを続けて「雪女“雪乃”」でブレイク。場のキャラクター全ての精神力が1ずつ低下します。
「雪女“雪乃”」に十分パワーカードをセットすると、次の先攻3ターン目に動きます。
「くうふく」さんの勢力フェイズ中、「くうふく」さんの場のキャラクター2体に「雪女“雪乃”」のエフェクトを使用。
精神力を0まで下げ、パワーカードがセットできない状況に追い込みます。
「くうふく」さんはこれを支配キャラクターを増やすことで何とか対抗しようと試みます。
「mei.A」さんによる「くうふく」さんの場へのコントロール。
先攻4ターン目には「悪魔の瘢痕」を使用宣言し、ブレイクカードを相手のターンに場へセットしようとしますが、「雪女“雪乃”」のエフェクト」でパワーカードを4枚以上セットすることを許されません。
更に「茨の枷」によるコントロールも加えられて足止めを食らう中、後攻5ターン目に「mei.A」さんは「ゴシック・ヴァンパイア“レイチェル・ルォノヴァーラ”」をブレイク。
レスポンスで「くうふく」さんは「雪女“雪乃”」への対抗として「ベルゼバブの渇望」を使用宣言しますが、「ゴシックヴァンパイア“レイチェル・ルォノヴァーラ”」のセット宣言を妨げることは出来ず。
“レイチェル・ルォノヴァーラ”のアビリティにより、「くうふく」さんの場の「ネラプシ」が捨て札に。
更に“レイチェル・ルォノヴァーラ”の能力で「くうふく」さんのコストが全て上昇。
「雪女“雪乃”」でパワーカードが1枚ずつしかセットできていない場にとっては、大きな痛手です。
更に「雪女“雪乃”」に使用された「ベルゼバブの渇望」は「仙術書」できっちりとケア。
万全の体制で次のターンを迎えようとします。
万事休すとなった「くうふく」さん。
「mei.A」さんは後攻6ターン目に“レイチェル・ルォノヴァーラ”で猛攻撃。
コストが支払えないためこれがガードできない「くうふく」さん。3度目の攻撃によりダメージ置き場が10点に。
勢いに乗った「mei.A」さんが全勝で優勝の座を獲得しました。おめでとうございます!!

スタンダードスタイルで開催となった「アクエリパーティー」には、決勝大会の参加者をはじめとして多くの方が参戦されました。
決勝大会で使用していたデッキをそのまま用いて挑む方もいれば、複数のデッキで参戦している方もおり、皆さん様々な対戦を楽しんでいるようでした。
次回の大型イベントは11月6日(日)に開催される「BCC in 浜松町」。
「チャンピオンカーニバル2011」へと繋がる「アクエリアングランプリ2011 2nd stage決勝大会」が行われます。
果たして誰が優勝し、「チャンピオンカーニバル2011」へと進むのか。こちらもチェックくださいね!
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