STEP5 - ゲームの進行
アクエリアンエイジは、プレイヤーが「マインドブレイカー」という存在になり、キャラクターを支配して相手と戦わせるゲームです。
STEP5では、実際のプレイにそって、キャラクターをどのように支配し、どのように戦わせるかを説明します。

■第1フェイズ「ドローフェイズ」
自分のデッキの一番上からカードを引き、手札に加えるフェイズです。

≪このフェイズで必ずやること≫
○デッキの一番上からカードを1枚引き、手札に加える。
○ドロー+X/ドロー-Xのスキルがある場合、デッキからカードを引く枚数を増減する。
自分のデッキからドローします。 ドローしたカードは内容を相手に見せず、自分の手札に加えます。

■第2フェイズ「勢力フェイズ」
自分の勢力エリアにいるキャラクターが、プレイヤーに向かってアタックしてくるフェイズです。
※開始して最初のターンは、場にカードはありませんので、何も起こりません。そのままメインフェイズに移って下さい。

≪このフェイズで必ずやること≫
○各勢力パーティの一番上にいるキャラクター(アクティブキャラクター)のテキスト欄を調べる。
○▼マークのついているキャラクターがいたら、そのキャラクターを自分に向けてアタックさせる。

勢力フェイズでは、支配していないキャラクターがプレイヤーに攻撃を仕掛けてくる場合があります。
【どんなカードが攻撃してくるの?】
キャラクターカードのカードテキスト欄に▼(アグレッシブ)マークがあるキャラクターが、勢力フェイズでプレイヤーに攻撃をしてきます。

【攻撃をしてくる順番】
勢力エリアのキャラクターが攻撃をしてくる場合、E.G.O.阿羅耶識WIZ-DOMダークロア極星帝国の勢力順に攻撃してきます。カードの置いてある順番です。

【ダメージを受ける】
攻撃されると、ダメージ受けます。ダメージの受け方は、メインフェイズと同じです。
ダメージを受けたら… デッキからダメージ置き場へ、 受けたダメージ数と同じ枚数のカードを移動します。

【キャラクターカードが出た場合】
ダメージを受けた時にキャラクターカードが出た時のみ、ダメージ置き場ではなく勢力エリアに移動します。
この時、まだチェックの終わっていない勢力のキャラクターが、▼(アグレッシブ)を持っていると攻撃を受けてしまいます。
アグレッシブを持ったE.G.O.のキャラクターカードから攻撃を受けます。 アグレッシブを持ったダークロアのキャラクターカードが出たので攻撃を受けます。
ドローするとアグレッシブを持ったE.G.Oのキャラクターカードが出ました。 勢力エリアに移動しますが、すでにE.G.O.のチェックは終了していますので、このターンでは攻撃してきません。


≪このフェイズでやってもいいこと≫
○勢力キャラクターのアタック宣言に対し、ガード宣言をする。

【ガード宣言をする】
先ほどからダメージを受け続けていますが、実はガード宣言する事ができます。
その場合、アグレッシブをもつキャラクターカードとバトルが発生します。
ガード宣言、バトルの仕方については、メインフェイズの章をご覧ください。

■第3フェイズ「メインフェイズ」
アクエリアンエイジのプレイで一番多くの行動が行えるフェイズです。様々なカードを使用したり、すでに自分の味方になった支配キャラクターで相手プレイヤーに対してアタックしたりすることができます。これらの行動は条件さえ合えば順不同で何度でも行えます。
※最初のターンのメインフェイズではキャラクターカードのセットを行ってください。

≪このフェイズで必ずやること≫
○特にありません。


≪このフェイズでやってもいいこと≫
○キャラクターカードのセット
○ブレイクカードのセット
○アタック宣言

【キャラクターカードのセット】
手札からキャラクターカードを場にセットする場合は、まず勢力エリアにセットします。
(キャラクターカードを場にセットする為に必要な条件はありません。)
手札から…… キャラクターカードを勢力エリアにセットします。
すでにキャラクターカードがセットされている勢力に、同じ勢力のキャラクターカードをセットしようとする場合は、前のカードの上に少しずらして重ねてセットして下さい。
※セットできるキャラクターカードの数に上限はありません。
すでにE.G.O.のキャラクターカードがセットされている状態で… 新たにE.G.O.のキャラクターカードをセットする場合は、すでにセットされているキャラクターカードの上に重ねてセットしてください。(少しずらして下のカードが解るようにセットしてください。)


【ブレイクカードのセット】
ブレイクカードをセットするときは、必要ファクターコストのほかに、ブレイクカードをセットするキャラクターが必要です。ブレイクカードは、ブレイクカードと同じ分類アイコンを持つキャラクターだけにセットすることができます。
※分類アイコンの名称が同じであっても、♂(男)、♀(女)がある物は、まったく別の分類アイコンとして扱われます。
分類アイコンの種類についてはSTEP2のキャラクターカードの説明をご覧ください。

≪とても重要!≫
●必要ファクター
カードの右上に書かれている勢力マークの数が、必要ファクターです。マークと同じ勢力のキャラクターを、マークの数と同じ人数か、それよりも多く支配エリアに置いてあれば、必要ファクターの条件を満たしていることになります。

●コスト
コストは、必要ファクターの隣に丸数字で書かれています。この数字と同じ枚数のパワーカードを、自分の支配エリアにいるキャラクターから支払えば、コストの条件を満たすことができます。コストの支払いはカードを出すのと同時に行われます。また、複数のキャラクターからパワーを少しずつ支払い、その合計でコストの条件を満たすこともできます。

左図の状況では阿羅耶識のファクターが2、E.G.O.のファクターが1となります。
勢力エリアのキャラクターはファクター数には含みませんので注意!

以上の使用条件を満たしていれば以下の状況のキャラクターでもブレイクすることが可能です。
○すでにブレイクされているキャラクター
○ブレイクカードとキャラクターの勢力は違うが、分類アイコンが同じキャラクター
○自分の勢力エリアの各キャラクター
(ブレイクしたキャラクターはすぐに自分の支配エリアにセットされます。)
○対戦相手のテリトリーのパワーカードのセットされていないキャラクター
(対戦相手のキャラクターカードは捨て札にした後に、ブレイクカードを自分の支配エリアにセットします。)
※ブレイク後のキャラクターは、一番上のブレイクカードの勢力となります。

好きな支配キャラクターから必要枚数分のコストを支払って… 条件を満たしていたらブレイク成功!


【ネームレベルキャラクター】
キャラクターの中にはカード名の一部を“ ”の記号で囲まれているものがいます。このようなキャラクターをネームレベルキャラクターといいます。また“ ”の記号で囲まれた部分をネームと呼びます。
ネームレベルキャラクターには、普通のキャラクターと違うルールが適用されます。

○同じネームは場にひとりしか存在できない
同じネームを持つキャラクターは、場にひとりしかセットできません。すでに場にでているキャラクターと同じネームのキャラクターが場に出てしまったら、後から出たカードを持ち主のダメージ置き場に移動します。
○ブレイクの制限
ネームレベルキャラクターには、そのカードと同じネームを持つブレイクカードしかセットできません。
○バトルやブレイクで捨て札されるとき
ネームレベルキャラクターがバトルで倒されて捨て札になる場合、そのキャラクターを構成するカードを確認し、ネームを持つカードすべてを自分のダメージ置き場に置きます。
また、ネームレベルキャラクターが相手のプレイヤーに ブレイクされる場合も、同様にネームを持つカードを探し、自分のダメージ置き場に置きます。
このときパワーカード、ネームを持たないキャラクターカードやブレイクカードは、ダメージ置き場ではなく捨て札置き場に移動します。


【アタックとバトル】
自分の支配エリアにいるキャラクターからパワーカードを1枚支払うことで、そのキャラクターを対戦相手のプレイヤーひとりか、自分の勢力エリアのアクティブキャラクターひとりを目標にアタックさせることができます。
キャラクターを攻撃させる宣言のことをアタック宣言、攻撃そのもののことをアタックと呼びます。

●アタック宣言
自分の支配エリアにいるキャラクターからパワーカードを1枚支払うことで、そのキャラクターひとりを攻撃させることができます。アタックの目標にできるのは、自分以外のプレイヤーひとりか、自分の勢力エリアのアクティブキャラクターひとりです。相手のキャラクターにはアタックできません。

●ガード宣言
アタックを受けたプレイヤーは、自分の支配エリアにいるキャラクターひとりからパワーカード1枚を支払うことで、アタックを妨害することができます。この宣言をガード宣言、妨害そのもののことをガードと呼びます。

《ガードが成功》…キャラクター同士のバトルが起きます。
《ガードが行われない》…アタックの目標になったプレイヤーがダメージを受けます。


【バトルが発生したら?】
アクエリアンエイジでは、キャラクター同士の戦いの事を「バトル」と呼びます。「アタック宣言」に対して「ガード宣言」が行われると、バトルが行われます。
また勢力キャラクターに対してアタックした場合や、勢力キャラクターのアタックをガードした場合も、自動的にバトルが行われます。

【バトルが発生しなかったら?】
アタックされたプレイヤーがガード宣言しなかった場合、キャラクターは、対戦プレイヤーにアタックを行います。対戦プレイヤーが受けるダメージはキャラクターの攻撃力と同じです。
ダメージを受けたプレイヤーは、ダメージと同じ回数だけ「ダメージ判定」を行います。



【ダメージ判定】
ダメージ判定は、デッキの一番上のカードをめくることで行われます。
めくったカードがキャラクターカードだった場合、そのカードは自分の勢力エリアにアクティブキャラクターとして置かれます。めくったカードがカードだった場合、そのカードを自分のダメージ置き場に置きます。
勢力キャラクターのアタックなどでプレイヤーがダメージを受けた場合も、同様のダメージ判定を行います。



■第4フェイズ「パワーカードフェイズ」
自分の支配エリアや勢力エリアにいるキャラクターに、パワーカードをセットするフェイズです。

≪このフェイズで必ずやること≫
○パワーカードフェイズ終了時に、精神力と同じ枚数のパワーカードをセットされているアクティブキャラクターを支配エリアに移す。
※精神力が0のキャラクターは、0枚のパワーカードがセットされているものとして扱います。
アクティブキャラクターにパワーカードをセットしておくと… ターンが終わる直前でのアクティブキャラクターが仲間になります。


≪このフェイズでやってもいいこと≫
○手札のカードを、自分の支配するエリアや勢力エリアのキャラクターにセットする。

【パワーカードのセット】
手札のカードを裏面にしてパワーカードに変えて自分のキャラクターにセットすることができます。自分の支配キャラクターと、自分の勢力エリアのアクティブキャラクターに、そのキャラクターの精神力以内なら、何枚でもパワーカードをセットできます。
アクティブキャラクターにセットすることで、パワカードフェイズの終了時に条件を満たしたキャラクターを支配できます。 支配キャラクターにセットすることで、使用して無くなったパワーカードを補充できます。

■第5フェイズ「ディスカードフェイズ」
手札の枚数が多すぎる場合、捨て札して枚数を整えるフェイズです。

≪このフェイズで必ずやること≫
○手札が8枚以上ある場合、好きな手札を捨てて、手札を7枚にする。
手札が8枚以上なので… 7枚になるまで捨て札。

以上5つのフェイズを順番に終わらせると自分のターンは終了となり、対戦相手のターンになります。
どちらかが以下の勝利条件を満たすまでターンを繰り返します。


■勝利条件
○対戦相手のダメージ置き場に置かれているカードが、10枚以上になった。
○対戦相手のデッキが、1枚もない状態でターンが終了した。
○対戦相手のデッキが1枚もないときに、対戦相手がカードを引かなければいけなくなった。
※写真のカードは、実際の商品と一部デザインが異なります。


 
©BROCCOLI